後藤「自分を愛せる人って限りなく少ないと思うんですけど、ここからがパーソナルの部分聞いていっていいですか?小さい頃からスクールカーストって高かったんですか、低かったですか?」
人間らし子「低かったです。めちゃくちゃ低いわけじゃないですけど」
後藤「どちらかというと、顔立ち的に可愛い方。失礼な言い方だな笑」
人間らし子「そういう風に最近は言っていただけることも多いんですけど高校くらいまでは全然そんなことなくて、勉強はできるから底辺になることはなかったですけど、イケイケ集団に属するわけではなかったです」
後藤「小さい頃から自分のこと大好きでした?」
人間らし子「そうだったと思います。でも、自分が好きなのと自信があるのって別なんですよね」
後藤「どういうこと?」
人間らし子「自信があるってことは他人から評価されるって思ってるってこと。私は自分のこと好きですけど、他人から評価されるとは別だって思ってるんです。だからこそ、それで苦しいこともあるんです。自分は好きなのにその良さはわかってくれないみたいな。ところはすごい苦しいですけど、頑張っていくしかない」
後藤「ご両親います?結構可愛がられました?」
人間らし子「まあまあですね。でも、容姿は貶されることの方が多かったですね」
後藤「両親から?」
人間らし子「そうなんです。足太いとか。肩がゴツいとか。それこそ思春期までは、思い返すと自分のこと好きだったと思うんですけど、今以上に自信はなかったと思うんです」
後藤「逆に、両親とかに足太いとか言われるじゃないですか?なんでそれで自分のこと好きでいられるんだろう」
人間らし子「でも、足太いけど、綺麗だよなって思うんですよ」
後藤「わかんねえ笑」
人間らし子「いい足だなって笑 でも、ある時点から足綺麗だねって言ってくれる人も増えてきて、足はコンプレックスだったんですけど、足綺麗だねって言ってもらえることがあって、それきっかけに「確かにそうかもしれない」と思ってコンプレックスではなくなりましたね。自分でも好きになれるようになりました。だから、最初から自分一人で自分を愛せてたわけじゃないと思います。どうなんだろ、わかんない」
後藤「すごい未知な世界にいってるんで、僕もわかんないです。ただ、気になる。コンプレックスある人多いですからね」
人間らし子「ただ、自己暗示かけてるだけかもしれないですけどね。でも、そういうもんじゃないですか。自分はいいんだ。自分は自分のこと好きなんだ。って思ったら、思い続けたらある程度はどうにかなるんじゃないかなって思わなくもないですけど」
後藤「僕、逆にコンプレックスないんですよ。一切なくて、自分が好きとも思わないんですよ。だから気になるんですよ。自分は自分だし」
人間らし子「だから当たり前にあるものですよね」
後藤「人に言われても気になんないし、外見はね。内面はちょっと傷つくけど。内面も自分のこと好きなんですか?」
人間らし子「好きですよ。大好き。可愛い。でも、他人から見たらめんどくさかったり好かれなかったりするんだろうなってのはわかってるんですけど。でも、自分ではこれでいいやって思うんですけどね」
後藤「全然ヌードと関係ないところにいきましたね笑」
人間らし子「確かに、でもそういう考えが根本にあるので、ヌードやってるときも」
後藤「自分を好きってことは自分を受け入れる手段の一つではありますもんね。それがヌードに繋がってると」
人間らし子「うん」
後藤「なるほど、まとまりました」
人間らし子「よかったです」
後藤「ありがとうございます。では、こんな感じで」
人間らし子「はい」
後藤「ありがとうございました」
人間らし子「ありがとうございました」