後藤「はい、今日も始まりました。名前はまだ決まってないんですけども。今日は、モデルの青井深琴さんにきていただいてます。よろしくお願いします」

青井「よろしくお願いします」

後藤「軽く自己紹介していただいていいですか?」

青井「青井深琴です。オールジャンルで活動していて、何している人と聞かれたら困っちゃうんですけど、表現活動をしています」

後藤「そうなんですね。いろいろやられてるって、俳優・女優さんとかやられてるんですよね?」

青井「俳優もやってますね。元々スタートが着エロアイドルみたいなのが最初だったんで」

後藤「着エロアイドルって何ですか?」

青井「グラビアアイドルのもっと過激なバージョン。脱がないんだけど、手ぶらとかして、隠してみたいなグラビアをやってました。最初はね」

後藤「それは事務所とか入ってとか?」

青井「そうです。今はフリーなんですけど、最初は事務所に入ってやってました」

後藤「事務所で何するために入ったんですか?着エロアイドルするために入ったんですか?」

青井「グラビアやれば海外ロケ行けるみたいな、安易なイメージで、自分で応募してやりました」

後藤「グラビア最初やろうとしてたんですか?」

青井「何でやろうと思ったんだろうな。お金欲しくてバイト探してる過程でそういう仕事もあるって知ってやりました」

後藤「なるほど、そうなんだ。僕の仕事はどっちかっていうとグラビアなんで、もしかしたら仕事の場であってたかもしれないなと思って。そっから今はフリーに?」

青井「フリーになりました。グラビアってずっと続けられるものじゃないから、余程人気でないと。今はフリーで」

後藤「フリーでいろんな表現活動を。何が多いですか?」

青井「写真が多いし、自分も楽しい」

後藤「写真楽しいですか?」

青井「楽しい。着エロとか映画とかって撮りて側の演出が入っちゃって、それに沿って自分が演技するって感じだから、写真の方が自分が表現できるっていうか、自己表現って感じがしてやりがいがあります」

後藤「確かにね、動画は台本とかありますからね」

青井「写真の方がよりドキュメントというか、やってみないと何が生まれるかわからない感じが楽しいです」

後藤「着エロって動画だったんですか?写真だと思ってた」

青井「DVD」

後藤「イメージDVDってことですか?ありますね」

青井「15歳以下が買っちゃいけないやつ」

後藤「15なんですか?18じゃないんですね」

青井「18のやつもあります。過激すぎると18。私の時代って18歳くらいの子がぽんぽん脱いでる時代で、ジュニアアイドルって感じで、過激なことやってたんですよ。法律ギリギリで」

後藤「そこから写真やり出して。でも、ヌードが多そうな感じが」

青井「そうですね。ヌード多いですね」

後藤「最初、写真に入った時はどういったきっかけで入ったんですか?」

青井「最初は撮影会でしたね。ヌード撮影会をやって、だから脱ぐことに抵抗はなく作品撮りにもシフトできたんですけど。撮影会を長くやっていて、インスタグラムの存在をだいぶ後になって知って、そこから被写体活動するようになりました」

後藤「ヌード撮影会ってどんな感じなんですか?」

青井「写真を撮りにきてるっていうか、お客さんは局部を撮りにきてるんですよ。顔よりも股間をずっと撮ってる。顔を一枚撮ったら、股間を500枚くらい撮ってるみたいな」

後藤「すごい世界ですね」

青井「バイトって割り切ってやってました」

後藤「そういう世界があるんですね。知らなかった。ヌード撮影会ってものがあるって知ってたんですけど、実態は知らなかった」

青井「股間を撮りにきてたな。ただ喋りにくる人もいるし」

後藤「ちょっと待ってください。こっち(青井さん)裸で、あっち(お客さん)がただ単に裸で喋ってる、すごいですね笑」

青井「本当にいろんな人がいる」

後藤「ヌード撮影会をして、作品撮りにシフトしたのはインスタグラムに出会ったからですか?」

青井「そうです、そこで、写真家さんから声がかかるようになって、こんな簡単にクリエイティブな人と繋がれるんだって知って、撮影会より人間らしいなって思って」

後藤「あはは笑」

青井「ようやく人として活動できる気分になりました」

後藤「人として活動、なるほどなるほど笑 ヌード撮影会ってのは人としての気分じゃなかったんですか?」

青井「お金を稼ぐ風俗みたいな気分に近いですね。全然違いますね、同じ写真って媒体なんだけど違いますね」

後藤「確かにね、初めての撮影が週刊誌の僕がやってる東京素人の撮影でしたもんね。あれはなかなか協力していただくのは難しくてですね」

青井「身バレ的なものが。週刊誌ってすぐバレますもんね」

後藤「あと、週刊誌なんだけどエロよりなんでね。毛嫌いされる方はやっぱりいるから」

青井「私、そういうの初めから怖くなかったです。むしろパブ全開で有名になりたいってタイプでした。むしろどんどん乗っかっていきたいみたいな。広く人に知られる仕事をやりたいと思ってますね」

後藤「それは是非是非今後とも笑 仕事感でちゃった笑」

青井「はい」

後藤「写真撮られてる時ってどういうのが楽しいんですか?」

青井「単純にシャッター音が気持ちいい時もあるし、創作系の作品を撮ってる時も普段の自分とは違った自分が見れて楽しいってのもありますし、何も考えずに楽しいって思ってるかもしれないですね。撮られるのが身体に染み込んで、むしろ撮られてない期間があると気持ち悪いって感じますね。だから普通に戻れない気がしますね笑」

後藤「撮られてない期間気持ち悪いんですね。確かに僕も写真撮ってないと。休む時はありますけど自主的におかしいなって思った時は」

青井「病む時はあるから強制ストップで止める時はあるけど、でもやめられないですね。だから「仕事でやってるの趣味でやってるの?」って聞かれると困るんですよね。仕事でも趣味でも嫌だったらやめられるじゃないですか。私の場合やめられないからどちらにも当てはまらない気がして。別にかっこいいこというつもりじゃないですけど笑」

後藤「いやー面白いですね。確かにね。仕事と趣味ね。僕も結構曖昧ですからね」

青井「仕事でやってるって言っちゃうと「割り切ってやってるんだね」って思われちゃうじゃないですか。それはなんか温度感が違う気がして。かといって趣味っていうほど軽くもないぞみたいな」

後藤「確かにね。ライフワークって言ったら一番言葉がいいですかね」

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