後藤「なんかそれライターで書けないんですか?」

欲求不満「書けると思う。今、ライターについて書いてるんですけど、今は乱行を取り戻すべきだってやつなんですけど」

後藤「過激だなあ、どこがとるんだろう笑」

欲求不満「それは自分のブログで書いてるだけですよ、自分の仕事ではくそ真面目な記事ばっか書いてるんで」

後藤「あはは」

欲求不満「その性と祝祭をいち早く取り入れたのが落合陽一さんなんですよね」

後藤「はいはいはい」

欲求不満「その彼が、実践してるのが性、エロではなくヌードと祝祭性ってのを取り入れて、定義忘れちゃったんですけど、noteみてみてください、面白いので」

後藤「ふーん」

欲求不満「落合陽一さんすごい、文化人類学的なコロナで失ったものをヌードとして取り入れたのは落合さんですね。多分誰もできていないと思うんだけど」

後藤「そうなんだ」

欲求不満「でも、写真ってすごいですよね。写真の前だと脱げるっていう人が結構いるっていうのは」

後藤「まあたしかにね」

欲求不満「普通写真みたいな儀礼みたいなものがあって、写真っていう儀礼があるから脱げると思うんですよ」

後藤「まあそうですね」

欲求不満「まあそれが僕がみるってだけだと脱げないと思うんですよ、僕もそうじゃなきゃやだよ。人によっては平気で脱いじゃうんだけど笑」

後藤「あはは」

欲求不満「写真ってある種、非日常性を叶える文化としてすごい優秀だなと思うんですよね」

後藤「まあ、たしかにね」

欲求不満「ヌードをただのエロから脱却して、エロを残すってのもありだと思うんですけど、祝祭だったり儀礼だったりものに昇華していくとヌードという世界はすごく面白くなるんじゃないかなって思いますね」

後藤「なるほどね、祝祭性か〜祝祭性を入れてまた文章考えよ。サードプレイスと祝祭ってのは近しいものな気がするんで」

欲求不満「めちゃくちゃ近い。隣人というかほぼ一緒。で、最近結構面白いなと思ったのが天岩戸の話知ってます?」

後藤「あまないわた?」

欲求不満「天岩戸。天照大御神が引きこもっちゃった話あるじゃないですか」

後藤「はいはいはい」

欲求不満「出てきたきっかけが、天鈿女命って女官がいるんですけど、その人がダンスして、周りが大爆笑しちゃって、天照大御神が気になって出てきちゃったっていう話なんですけど、天鈿女命がやった踊りっていうのが全裸なんですけど、おっぱいブルンブルンしながら意味不明な踊りを踊りまくるっていう。トランスですよね。それを天鈿女命は何回かしてるんですって」

後藤「そうなんだ、何回もしてるんだ」

欲求不満「何かが滞った時に、素っ裸になって踊るっていうことで物事が解決しちゃうっていうね」

後藤「なるほどね」

欲求不満「だから物事が道理でいかない時はみんなで乱痴気騒ぎしちゃおうぜっていうね。だから意外にいいのかもしれないですね、ストリップとかもある種の非日常性ってのはあると思うんですけど、裸になる意味ってのが人類学的に面白いんじゃないのかなと思うんですよね、非日常性ってところと、サードプレイスってところと、祝祭。祝祭って非日常なんで、非日常=裸って。サンバってほぼ裸じゃないですか。で、祭りとかふんどしになったりとか、女の子がトップレスになったりすることもありますし、やっぱり裸と祭りが密接に関わってるってことですよね。それを落合陽一さんはさっと目をつけて、実践されたなって思うんですけど。その辺りをヌード作品として昇華していただいて」

後藤「ね、なんか楽しそうだなって思いました」

欲求不満「俺らやってるのは祭りだからパシャパシャっていう笑 なんか、「うわエロいな」とか「スケベですね」とかよりも「楽しそうですね」とか言ってた方が作品として価値は上がるのかもしれないですね」

後藤「作品性のコンセプトはまとまってはきますね」

欲求不満「だからそういうところもヌードってすごい力秘めてると思うんですよね」

後藤「なるほど、考えてみよう」

欲求不満「前より濃厚な話ができてよかったです」

後藤「なんか濃厚な話になりましたね、かなり」

欲求不満「よかったよかった、前馬鹿な話しかしてなかったから笑 データ壊れてよかったですね」

後藤「ね、前まじで何話したんだろ、覚えてないな」

欲求不満「でも、この話のもっと浅い版だった気がするんですよ」

後藤「あ、そうか」

欲求不満「そう、だからそんなに気にしなくてもいいと思う」

後藤「あはは」

カテゴリー: